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外壁塗装コラム
2019.12.13

外壁塗装の塗装単価は適切?正しい塗装面積と塗料価格の計算方法まとめ

Columns73

外壁塗装リフォームの見積書を見るとき、出された価格が高いのか安いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
適正な価格相場や計算の方法を知ってから契約をしないと、相場よりも高い値段でリフォームをすることになってしまうこともあります。

そこで今回は、外壁や屋根の塗装単価の相場や、塗装面積の正しい計算方法、失敗しない外壁塗装業者の選び方をご紹介します。
相場を知ることで見積書が適正なものかどうか分かり、優良な外壁塗装業者を選ぶことができます。

適正な価格で施工してくれる業者を選び、マイホームの外壁を長持ちさせましょう!

外壁塗装にかかる塗装面積毎の単価の相場

見積書を正しく読むためには、それぞれの項目の「1㎡当たりの単価相場」を知っておく必要があります。
この単価に、ご自宅の外壁の面積をかければ必要な金額が分かるでしょう。

また、大幅に価格が高くなっていないか見極めることもできます。
特に塗料は種類によって価格に差が出てきますので、単価相場と種類、性能や耐用年数についても知っておくと良いでしょう。

それでは、外壁塗装に必要な項目の相場をご紹介していきます。

【基礎工事の各価格相場】
項目 1㎡当たりの単価相場 備考
足場 丸太足場 500~800円/㎡
単管足場 600~800円/㎡ 狭い場所でも設置可能
枠組足場 1000~1500円/㎡
単管ブラケット足場 700~1000円/㎡
くさび式足場 1000~1200円/㎡ 工期が短い
高圧洗浄 通常洗浄 200~250円/㎡
トルネード洗浄 300~350円/㎡
薬剤洗浄 500~800円/㎡
養生 300~500円/㎡
ケレン 1種 2500~3000円/㎡ 住宅ではあまり行わない
2種 1400~2200円/㎡
3種 500~1200円/㎡
4種 200~500円/㎡
下地 シーリング打ち替え 900~1200/㎡
シーリング打ち増し 700~900円/㎡
クラック補修
シーラー 600~900円/㎡
微弾性シーラー 900~1200円/㎡ モルタル壁に使用
最終仕上げ 防水加工 3000~3500円/㎡
廃棄物処理、雑費等 10000~30000円 一式
【塗料1㎡当たりの価格相場】
塗料の種類 1㎡当たりの相場
アクリル系塗料 1000~1200円/㎡
ウレタン系塗料 1800~2000円/㎡
シリコン系塗料 2500~3500円/㎡
フッ素系塗料 3500~4500円/㎡
ラジカル制御系塗料 5000~5500円/㎡

屋根塗装にかかる塗装面積毎の単価の相場

続いて、屋根塗装にかかる塗装面積毎の単価の相場をご紹介します。
外壁塗装と同じ足場代や高圧洗浄代に加えて、雨漏りを防ぐための「タスペーサー・縁切り」棟板金の浮きを防ぐための「釘打ち」などの工程が入ってきます。

ほとんどは外壁塗装と同じ単価相場ですので、屋根塗装のみにかかる費用の単価相場のみ見ていきましょう。

項目 1㎡当たりの単価相場
屋根足場 700~1000円/㎡
縁切り(皮スキ) 500~800円/㎡
縁切り(タスペーサー) 300~1000円/㎡

屋根の勾配が急な場合には、外壁塗装をする際の足場に加えて「屋根足場」を設置します。
屋根足場以外は外壁塗装に使用する足場と同じですので、外壁と屋根を同時にリフォームすると足場代が浮くのでお得になります。

屋根、外壁共に10~15年がリフォームの目安ですので、築10年前後のお家は外壁と屋根を同時にリフォームしてしまいましょう。

塗装 面積の正しい計算方法

外壁や屋根の塗装にかかる費用の単価相場を把握したところで、塗装面積の正しい計算方法をご紹介します。
前の項目でご紹介した「単価」に、これから解説する「面積」をかけることで、おおまかな塗装全体にかかる金額が分かるのです。

ご自身で大体のリフォーム金額が分かっていると、業者に出された見積書を見たときに相場より高いか安いかが一目で分かりますので、しっかりと計算方法を確認しておきましょう。

外壁の塗装面積を計算する方法

外壁の塗装面積を計算する方法は3つあります。ひとつめは、実際にメジャーで外壁の面積を測る方法です。
現地調査の際に外壁塗装業者が計測を行い、詳細な見積もりを出してくれます。

このとき外壁の劣化状況なども同時に調査することで、適正な見積もりを出してもらうことが出来ます。

ふたつめは、住宅の設計図面から外壁の面積を測る方法です。
見積もり前に準備しておかなければいけないこともあるでしょう。

このとき用意する図面は「立面図」と「平面図」です。
短時間かつ正確に外壁の面積を求めることが出来るでしょう。

このふたつは、実際に外壁塗装業者が見積もりを出す際に行ってくれる測定方法です。

しかし、一般の私たちには難しく正しい面積を出すことは出来ません。
そこで私たちが外壁塗装の相場を知る際に使う、3つめの「延床面積を利用した計算方法」を詳しくご紹介します。

おおよその面積しか出せませんが、相場を知る上では十分な計算方法です。
計算式は以下の通りです。

「延べ坪×3.3×1.2」

ご自宅の延床面積(坪数)が分かれば算出することができます。
【例】

延床面積=100㎡=約30坪の場合・・・
塗装面積=30(坪)×3.3×1.2=118.8㎡

このように算出された塗装面積に、塗料の1㎡当たりの相場をかけることで大体の金額を出すことが出来るのです。

外壁塗装業者に見積もりを出してもらった際、この金額と見積書を照らし合わせて、見積書の金額が適正な価格かどうか確認をすることができます。

屋根の塗装面積を計算する方法

屋根の総面積を計算する方法も、外壁の面積と同じく3つの方法があります。
ひとつめは実際に屋根の水平投影面積を測り、勾配による倍率をかける方法です。

ふたつめは、図面から水平投影面積を割り出し、勾配による倍率をかける方法です。
以上の二つの方法は正確に屋根面積を算出することが出来ますが、私たち一般人が手軽に屋根面積を知りたい場合は3つめの方法がおすすめです。

それでは、手軽に計算できる1階の床面積から屋根面積を算出する方法をご紹介します。

正確には屋根の勾配や、凹凸の形や間隔により塗料の量は変化しますが、大体の金額を知ることができ、正しく見積書を読むことができるでしょう。
計算式は以下の通りです。
「1階の床面積×1.5」

【例】
1階床面積=100㎡=約30坪の場合・・・
塗装面積=100×1.5=150㎡

このようにして出た屋根面積に、塗料の1㎡当たりの相場をかけることで大体の金額を知ることが出来ます。
屋根の面積の求め方は、軒の出方や勾配、屋根の種類によっても変わります。

そのため、見積もりで出された屋根面積が、自分で出した面積よりも広かった場合はその理由を聞いてみましょう。

塗装面積毎にかかる塗料価格の計算方法

塗料の1㎡当たりの相場と外壁や屋根の面積が分かったら、この2つを使って実際にかかる塗料の価格を計算してみましょう。

外壁の塗料価格の計算方法

外壁の塗料価格の計算方法は、以下の通りです。
「外壁面積×塗料1㎡当たりの単価」

坪数当たりのおおよその外壁面積から、「シリコン系塗料(2回塗り)」を使用した際の価格表を作成しましたのでご覧ください。
他の種類の塗料を使用したい場合は、「塗料単価」の部分をお好みの塗料単価に変えて計算してください。

延べ坪数 外壁面積 塗料単価(シリコン系塗料) 金額
20坪 79.2㎡ 3000円/㎡ 237600円
30坪 118.8㎡ 3000円/㎡ 356400円
40坪 158.4㎡ 3000円/㎡ 475200円
50坪 198㎡ 3000円/㎡ 594000円
60坪 237.6㎡ 3000円/㎡ 712800円

この上塗り材を塗る前に、既存の外壁との密着性を良くするために「下塗り材」を塗ります。
下塗り材の坪数当たりの価格表は以下の通りです。

延べ坪数 外壁面積 塗料単価(下塗り材) 金額
20坪 79.2㎡ 900円/㎡ 71280円
30坪 118.8㎡ 900円/㎡ 106920円
40坪 158.4㎡ 900円/㎡ 142560円
50坪 198㎡ 900円/㎡ 178200円
60坪 237.6㎡ 900円/㎡ 213840円

下塗り材の価格と、中塗り・上塗りの2回塗り分の価格を合わせることで、塗料の価格相場が分かります。
見積書を見せてもらったら、上記の相場から大きく金額が離れていないか確認しておきましょう。

高い場合にも、安い場合にも「なぜこの金額なのか?」と質問してみることが大切です。

屋根の塗料価格の計算方法

屋根の塗料価格の計算方法は、以下の通りです。
「外壁面積×塗料1㎡当たりの単価」

2階建ての住宅を想定した屋根面積から、「遮熱系塗料(2回塗り)」を使用した際の価格表を作成しましたのでご覧ください。

延べ坪数 屋根面積 塗料単価(遮熱塗料) 金額
20坪 36.53㎡ 3500円/㎡ 127855円
30坪 54.79㎡ 3500円/㎡ 191765円
40坪 73.06㎡ 3500円/㎡ 255710円
50坪 91.32㎡ 3500円/㎡ 319620円
60坪 148.7㎡ 3500円/㎡ 520450円

夏の暑さを和らげてくれる「遮熱系塗料」は、屋根の塗装にピッタリの塗料です。
屋根塗装も外壁と同様3回塗りが基本で、上記の塗料の下に「下塗り材」を塗ります。

下塗り材の坪数当たりの価格表は以下の通りです。

延べ坪数 屋根面積 塗料単価(下塗り材) 金額
20坪 36.53㎡ 900円/㎡ 32877円
30坪 54.79㎡ 900円/㎡ 49311円
40坪 73.06㎡ 900円/㎡ 65754円
50坪 91.32㎡ 900円/㎡ 82188円
60坪 148.7㎡ 900円/㎡ 133830円

外壁塗装と同様、下塗り材の価格と、中塗り・上塗りの2回塗り分の価格を合わせることで、塗料の価格相場が分かります。

しかし屋根材の種類によって金額は左右されますので、相場から外れていたからといって悪徳業者というわけではありません。
金額が相場よりも高かったり安かったりした場合は、なぜそのような金額になったのかを詳しく聞き、説明をしてもらいましょう。

外壁塗装と屋根塗装にかかる費用の内訳

見積もり例とともに、外壁塗装と屋根塗装にかかる費用の内訳を見ていきましょう。

【外壁塗装の見積もり例~30坪~】
内容 数量 単位 単価 金額 備考
基礎工事
仮設足場 185 800 148000 ビケ
飛散防止ネット 135.6 180 24408
養生 135.6 400 54240
高圧洗浄 135.6 350 47460
下地補修
ケレン作業 135.6 200 27120 3種
シーリング補修 50 m 550 27500 打ち替え
外壁塗装
下塗り 135.6 700 94920 パーフェクトサーフ
中塗り 135.6 900 122040 シリコンフレックス
上塗り 135.6 900 122040 シリコンフレックス
付帯塗装
雨樋 48 m 850 40800 クリーンマイルドシリコン
軒天 40 m 1400 56000 ケンエース
破風板 43 m 900 38700 クリーンマイルドシリコン
諸経費 1 30000 30000
小計 833228
消費税 83323 10%
合計 916551
【屋根塗装の見積もり例~30坪~】
内容 数量 単位 単価 金額 備考
基礎工事
仮設足場 185 800 148000 鋼管
飛散防止ネット 64 180 11520
養生 64 400 25600
高圧洗浄 64 350 22400
下地補修
縁切り 64 500 32000
ケレン作業 64 200 12800 3種
浸透型シーラー 64 800 51200 マイルドシーラーEPO
外壁塗装
下塗り 64 450 28800 水性ミラクシーラーエコ
中塗り 64 1100 70400 クリーンマイルドシリコン
上塗り 64 1100 70400 クリーンマイルドシリコン
諸経費 1 30000 30000
小計 503120
消費税 50312 10%
合計 553432

平米単価で塗装費用の計算をする際の注意点

平米単価を使って塗装費用の相場を計算する際、気をつけなければいけないことがあります。
それは、同じ坪数でも家の形によって外壁や屋根の面積が異なるという点です。

正方形や長方形の家の外壁・屋根面積よりも、複雑な形をした家の外壁・屋根の面積の方が大きくなります。
30坪の家を例にすると、外壁面積は120~129㎡、屋根面積は55~64㎡と、各10㎡程度差が出る場合もあるのです。

そのため、平米単価で算出した塗装費用の相場はあくまでも参考として、しっかりと業者に詳細な面積を測ってもらうようにしましょう。

失敗しない外壁塗装業者の選び方

外壁や屋根の面積や塗料の相場から、塗装にかかる大体の金額の算出方法をご紹介しました。
自身で大体の相場をつかむことができても、見積もりを取った業者が異様に高い見積もりばかりを出してきて、なかなか頼むことが出来なかったら困りますよね。

そこで、優良業者に出会える確率が上がる「失敗しない外壁塗装業者の選び方」をご紹介したいと思います。

大手に依頼しない

家を新築した際のハウスメーカーや、ホームセンターのリフォームのチラシなどで大手にリフォームを依頼する方が多いと思いますが、なるべく価格をおさえてリフォームをするためには、大手に依頼しない方が良いとされています。

それは、大手メーカーが受注し、実際の工事は下請けの業者が行うためです。
大手に中間マージンを払うことになってしまうので、直接工事をしてくれる業者に依頼するようにしましょう。

地元の優良業者に直接依頼する

大手に依頼すると中間マージンを払わなければいけなくなるので、地元の優良業者を探して直接依頼するようにしましょう。
タウンページで外壁や屋根の塗装業者が多い地域を探し、塗装を専門に行っている業者をピックアップして見積もりを取りましょう。

業者が多い地域では価格競争が起きるため、クオリティの高い塗装を低価格で行って貰える可能性が高くなります。

また、塗装を専門に行っている業者は実績も知識も豊富なため、安心して任せることができるのです。

複数業者で相見積もりを取る

同じ作業内容なら、出来るだけ安く工事を行ってくれる業者に頼みたいですよね。
見積価格を比較するために、必ず複数業者で相見積もりを取るようにしましょう。

また価格面以外でも、見積もりの内容や対応によって、工事を丁寧に誠実に行ってくれる業者を見極めることも大切です。
相見積もりサイトやタウンページを使い、複数の業者に連絡をしてみましょう。

見積りを正しい見方でチェックする

相見積もりを取ったとき、正しい見積書の見方が分かっていないと、優良業者と悪徳業者の見分け方や、その価格や塗料は本当にコストパフォーマンスが良いのか判断できなくなってしまいます。

そのため、正しく見積書を読めるよう、外壁や屋根の塗装手順やそれぞれの単価相場などをあらかじめ調べて確認しておきましょう。

まとめ

以上、外壁や屋根の塗装単価の相場や、塗装面積の正しい計算方法、失敗しない外壁塗装業者の選び方をご紹介しました。
各項目の相場を知り、自ら外壁や屋根の面積まであらかじめ調べておくことによって、見積もりで出された金額が適正なものかすぐに判断することができるでしょう。

相場よりも大幅に高い金額の見積もりを出してくる悪徳業者に騙される確率はグッと減ります。
業者に見積もりを依頼する前にしっかりと計算をして、正しく見積書が読めるようにチェックしておきましょう!

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