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外壁塗装コラム
2019.9.26

光触媒塗料のメリット・デメリットについて徹底解説!取り扱いメーカーの情報等も紹介

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「光触媒塗料ってどんな塗料なんだろう?」

「光触媒塗料のメリットやデメリットが知りたい!」

 

こういったお悩みをお持ちではないでしょうか?

 

光触媒塗料は外壁の塗装などに使用される特殊塗料の中でも特に高い人気を誇っていますし、注目度も高いので、光触媒塗料を使って外壁の塗装やリフォームをおこないたいと考えている方も多いかと思います。

 

しかし、光触媒塗料で外壁の塗装やリフォームを検討する場合、その特徴についてしっかりと把握しておかなくてはいけません。

 

というのも、外壁の塗装は決して安いものではありませんし、一度施工してしまうとそう簡単には塗り替えができないからです。

 

そこでこの記事では、光触媒塗料について詳しく紹介していきたいと思います。

 

光触媒塗料での外壁塗装を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 

光触媒塗料とは

光触媒塗料とは、一般的な塗料とは異なる、特殊な性能を持った特殊塗料の一つです。

光触媒塗料の商品例

光触媒塗料にはセルフクリーニングなどの実用的な機能が多数搭載されていて、外壁塗装をおこなう業者はもちろん、外壁の塗装をおこないたいユーザーからも注目を集めている塗料です。

 

光触媒塗料は、トイレや住宅設備メーカーとして知られているTOTOとオキツモという塗料会社が共同で開発し、塗料業界に大きなインパクトをあたえた塗料でもあります。

 

光触媒塗料の「光触媒」とは

光触媒塗料のことを知っていく上で欠かすことができないのが、光触媒に対する理解でしょう。

 

光触媒というのは、光(太陽光)を吸収し、何らかの化学反応を促進させる働きのことを指す言葉です。

 

植物は太陽からの光を浴びて光合成をおこない必要な栄養素を作り出しますが、それと同じ様な機能だと考えてもらえればいいでしょう。

 

光触媒は太陽光を吸収して化学反応を促進させることで、「防汚」や「抗菌」などの効果を発揮していきます。

 

光触媒塗料のメリット

塗装業界からも注目を集めている光触媒塗料ですが、光触媒塗料が注目を集めているのは他の塗料にはない魅力やメリットがあるからです。

 

たいした魅力や特徴のない塗料であればここまで注目はされません。

 

では、光触媒塗料にはどういったメリットがあるのでしょうか?

光触媒塗料のメリット

光触媒塗料に期待できる4つのメリットについてみていきましょう。

 

セルフクリーニング機能で汚れがつきにくい

光触媒塗料に期待できるメリットの中でも特に大きなメリットの一つが、セルフクリーニング機能です。

 

先ほど、光触媒は太陽光を吸収することで化学反応を促すと解説しました。

 

その特性によって生み出されるのが、この「セルフクリーニング機能」です。

光触媒塗料のセルフクリーニング機能について

光触媒塗料には酸化チタンという成分が含まれているのですが、酸化チタンは太陽光を浴びると外壁についた汚れを分解するという特性を持っています。

 

この特性により外壁についた汚れが分解されると外壁の表面に汚れが浮き出すようになるため、雨などによって汚れが洗い流されるようになります。

 

つまり、わざわざ掃除をしなくても、太陽の光と雨という自然の力によって自動的に外壁が掃除されるわけですね。

 

外壁は常に雨や風にさらされているためどんどん汚れが蓄積していきますが、汚れが蓄積すると外壁に施されている塗料の性能や耐用年数にも影響が出てきてしまいます。

 

しかし、光触媒塗料にはセルフクリーニングの機能が搭載されているので汚れが蓄積しにくくなっています。

 

そのため、塗料の性能が落ちてしまったり耐用年数に影響が出てしまう可能性が低くなっているわけです。

 

 その他の機能性塗料よりも耐用年数が長い

先ほども少し触れましたが、光触媒塗料には耐用年数が長いというメリットもあります。

 

耐用年数は環境にも左右されるので一概に「何年持つ」とは言えませんし光触媒塗料の種類によっても差がありますが、20年は持つと言われています。

 

光触媒以外の塗料の耐用年数については以下の通りです。

 

塗料の種類

耐用年数

光触媒塗料

20年

アクリル塗料

7年

ウレタン塗料

10年

シリコン塗料

15年

ラジカル塗料

15年

フッ素塗料

20年

 

上記の表を見てもらえるとわかりますが、光触媒塗料の耐用年数は、耐久性に優れているフッ素塗料と同等であることがわかります。

 

アクリル塗料などやウレタン塗料は価格が安いというメリットがありますが、耐用年数が7年〜10年ほどしかありません。

 

それに引き換え光触媒塗料はその倍にあたる20年も持つようになっているため、塗替えなどのメンテナンスをおこなう機会が少なくて済むわけです。

 

これはユーザー側からするとかなり大きなメリットだと言えるのではないでしょうか?

 

空気を綺麗にしてくれる

外壁の塗装に採用される塗料である光触媒塗料ですが、空気を綺麗にしてくれるという特徴もかねそなえています。

 

これは光触媒の性質の一つである、酸化分解によってもたらされるものです。

 

光触媒塗料に太陽光があたると酸化分解の機能が発揮され、空気中の有害物質である窒素化合物を酸化分解してしまいます。

 

これにより空気が綺麗になるわけですね。

 

つまり、住宅の外壁に光触媒塗料を塗布することで、大きな空気清浄機を手に入れることができるわけです。

 

光触媒塗料の空気清浄性能機能は、空気を浄化する性能が高いと言われているポプラの木と同等だというデータもあるほど。

 

外壁を塗装するだけで空気が浄化されるわけですから、これも光触媒塗料ならではの大きなメリットの一つだと言えるでしょう。

 

 遮熱機能がある

一部の光触媒塗料には遮熱の効果も期待できます。

 

これは全ての光触媒塗料に期待できる効果ではありませんが、年々気温の上がってきている日本の住宅にとっては大きなメリットだと言えるでしょう。

 

遮熱機能があると建物の内部まで太陽光の熱が伝わりにくくなるため、夏の住宅内部の気温が高くなりにくく、熱中症などのリスクを抑えることができます。

 

最近は台風によって引き起こされた停電でクーラーをつけることができずに熱中症になってしまったというニュースもあるぐらいなので、遮熱機能が搭載されているというのも大きなメリットだと言えるでしょう。

 

光触媒塗料のデメリット

たくさんのメリットがある光触媒塗料ですが、決してデメリットがないわけではありません。

 

というよりも、まだ登場して間もない塗料ということもあって、メリットよりもデメリットの方が多いと言えます。

 

そのため、光触媒塗料を住宅の外壁塗装に採用するつもりなのであれば、メリットだけを見て判断するのではなく、デメリットについてもしっかりと理解した上で判断する必要があります。

光触媒塗料のデメリット

光触媒塗料の6つのデメリットについてみていきましょう。

 

価格が高い

光触媒塗料は一般的な塗料にはない特殊な機能が備わった特殊塗料です。

 

ですので、当然と言えば当然だと言えますが、一般的な塗料よりも価格が高くなっています。

 

例えば外壁塗装に用いられる塗料として人気の高いシリコン塗料は単価が2,000円〜3,000円ほどとなっています。

 

これに対し、光触媒塗料の価格は5,000円〜5,500円ほどです。

 

シリコン塗料の2倍ほどの価格になってしまっているのがわかりますね。

 

塗料自体の単価が高いとトータルでの価格も高くなってしまうので、魅力的なメリットはありますが、そのメリットに見合う金額なのかをしっかりと考えながら選ぶ必要があると言えるでしょう。

 

塗料の種類

価格

光触媒塗料

5,000円〜5,500円

アクリル塗料

1,200円〜1,800円

ウレタン塗料

2,000円〜2,500円

シリコン塗料

2,500円〜3,000円

フッ素塗料

3,500円〜4,000円

 

施工価格が高い

先ほど光触媒塗料は塗料自体の価格が高いと解説しましたが、光触媒塗料は塗料の価格だけでなく施工価格も高いというデメリットがあります。

 

これには、光触媒塗料の塗装をおこなえる施工業者が少ないことが理由としてあげられます。

 

取り扱いができる業者が増えれば価格競争が起きて施工価格も下がっていきますが、取り扱いができる業者が少ないと価格競争自体が起こりにくくなってしまいます。

 

そのため、施工費用が下がらず高いままになってしまうわけですね。

 

塗装が難しい

先ほども少し触れましたが、光触媒塗料での外壁塗装をおこなえる塗装業者はそれほど多くありません。

 

それは光触媒塗料を使った外壁塗装が難しいからです。

 

光触媒塗料は特殊な機能を持った塗料でさまざまな機能が期待できますが、それらの機能を発揮するためには、正しい方法での施工が必要になります。

 

しかし、一般的な塗料よりも扱いが難しい上にまだそれほど普及している塗料ではないため、正しく取り扱える塗装業者がそれほど多くありません。

 

そのため、光触媒塗料で外壁を塗装するときには、対応できる業者を探す手間がかかってしまう場合があります。

 

 施工事例が少ない

光触媒塗料には、施工事例が極端に少ないというデメリットもあります。

 

この記事でも何度か触れてきましたが、光触媒塗料は登場して間もない新しいタイプの塗料です。

 

そのため、まだまだ普及しているとは言い難く、実際に外壁の塗装に用いられる機会もそれほど多くありません。

 

そのため、その他の塗料に比べて圧倒的に施工事例が不足してしまっているわけです。

 

そのため、光触媒塗料を開発しているメーカーは耐用年数を20年とうたっていますが、実際それほど持つかどうかも不明確だと言わざるをえません。

 

圧倒的にデータが不足しているわけですね。

 

これは新しく登場した全ての塗料が一度は通る道ではありますが、実際に光触媒塗料を用いる場合は、このこともしっかりと頭に入れておく必要があると言えるでしょう。

 

施工できない部分がある

光触媒塗料は今のところ外壁用の塗料しか発売されていません。

 

屋根に施工するタイプの塗料は発売されていないため、外壁に光触媒塗料を採用する場合、屋根は別の種類の塗料で施工する必要があります。

 

この場合、問題となってくるのがメンテナンスをおこなう時期のズレです。

 

塗料の耐用年数は種類によって異なるため、屋根と外壁に別の塗料を採用してしまうと再塗装が必要になるタイミングにズレが生じてしまいます。

 

屋根や外壁の塗装をおこなう場合、足場を組む必要がありますが、足場を組むのにも費用が発生します。

 

屋根と外壁に同じ塗料が採用されている場合は一度で屋根と外壁の再塗装がおこなえるため足場を組むのも一回で済みますが、屋根と外壁に違う種類の塗料が使われていると再塗装のタイミングがズレてしまうため、その都度足場を組まなくてはいけません。

 

そうなると二度足場を組み必要が出てきてしまい、その分費用も高くついてしまいます。

 

住宅の大きさにもよりますが、数十万円ほどの差は出てきてしまうため、金銭面において大きなデメリットになると言えるでしょう。

 

カラーバリエーションが少ない

光触媒塗料にはカラーバリエーションが少ないというデメリットもあります。

 

これは塗料としての歴史が浅いからではなく、光触媒の効果をしっかりと発揮させるためにカラーが限定されてしまうからです。

 

光触媒の機能を発揮させるためには成分が太陽光にしっかりと反応しなくてはいけません。

 

そのため、基本的に光に反応しやすい白が採用されます。

 

赤や黄色などの原色に近い色やコントラストの強い色は太陽光への反応を鈍くしてしまう可能性があるため、採用されることはありません。

 

そのため、選べるカラーが白に近いカラーのみになってしまうというデメリットあるわけです。

 

光触媒塗料を販売しているメーカー

光触媒塗料を販売しているメーカーには、

 

  • 日本特殊塗料
  • ピアレックス
  • ニュートラル
  • SICコーティングス
  • OPTIMUS

 

などがあります。

 

しかし、これらのメーカーは塗料の販売における大手メーカーというようなメーカーではありません。

 

塗料を販売している大手のメーカーとしては、

 

  • 日本ペイント
  • 関西ペイント
  • エスケー化研

 

などがあげられますが、これらの大手メーカーはいずれも光触媒塗料を製造・販売していません。

 

このことからも、光触媒塗料が新進気鋭の塗料で、これから盛り上がりを見せる可能性のある塗料であることがわかりますね。

 

まとめ

開発されて間もない新しいタイプの特殊塗料である、光触媒塗料について詳しく紹介してきました。

 

光触媒塗料はデメリットもありますが、それでも住宅の塗装に取り入れたくなるような魅力のある塗料です。

 

ただ、かなり新しいタイプの塗料ということもあって取り扱っている塗装業者が少ないので、実際に光触媒塗料を住宅の塗装に活用するときには、光触媒塗料での住宅の塗装に対応している業者を選ぶようにしましょう。

 

また、光触媒塗料は単価が高いので、しっかりと見積もりをとってもらい、その他の塗料で塗装をおこなったときと費用にどれぐらいの差が出るのかを確認してから塗装を依頼するようにしてください。

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