ケレン作業とは?ケレン作業が必要になる理由やケレン作業の種類についてわかりやすく解説

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ケレン作業とは?ケレン作業が必要になる理由やケレン作業の種類についてわかりやすく解説

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「見積書にあったケレン作業ってどんな作業なんだろう?」

「ケレン作業を省いてリフォーム費用を安くすることはできないのかな?」

 

こういったことでお悩みではないでしょうか?

 

屋根や外壁のリフォームを業者に依頼すると基本的には必ずおこなわれるケレン作業。

 

業界では当たり前のこの作業ですが、一般的にあまり知られているようなものではありません。

 

ですが、もちろんただで対応してもらえるようなものではないので、どういった作業なのか気になりますよね?

 

自分で対応できそうならDIYでやってしまおうと考える方もいるかもしれません。

 

そこでこの記事では、屋根や外壁のリフォーム時におこなわれるケレン作業について詳しく紹介していきたいと思います。

 

ケレン作業のことが気になっていたという方や詳しく知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。

 

ケレン作業とは

では、まず初めに、ケレン作業がどういった作業なのかについてみていきましょう。

 

ケレン作業は傷んでしまった屋根や外壁を再塗装するなど、屋根や外壁をリフォームする際におこなわれる作業の一つです。

ケレン作業のイメージ画像

主に鉄で出来ている部分に対しておこなっていきます。

 

屋根や外壁の鉄の部分を再塗装する必要が出てきた場合、その表面には汚れが付着しています。

 

また、細かなキズが無数についていたり、サビが発生してしまっていることもあります。

 

ケレン作業は、そういった汚れやキズ、サブを落として綺麗に整える下準備にあたる作業です。

 

つまり、塗装をおこなう前の清掃作業ということになりますね。

 

実際、ケレンと言う言葉は、清掃という意味を持つ英単語の「clean」からきていると言われています。

 

ケレン作業が必要な4つの理由

屋根や外壁の再塗装をおこなうときに鉄部に対しておこなわれるケレン作業。

 

塗装前の下準備にあたる必ずおこなわれる作業であるケレン作業ですが、そもそもなぜ塗装前にケレン作業をおこなう必要があるのでしょうか?

 

屋根や外壁の再塗装をおこなう前にケレン作業が必要になる4つの理由についてみていきましょう。

ケレン作業を行う4つの理由

建物の耐久性をアップさせることができる

屋根や外壁の再塗装をおこなう前にケレン作業をおこなっておくと、建物の耐久性をアップさせることができるようになります。

 

これは、ケレン作業によって塗装剤のノリが良くなるためです。

 

塗装剤のノリが良くなると、当然その塗装材は通常よりも長持ちするようになります。

 

建物を建ててからある程度の年月が経過すると再塗装の必要が出てきてしまうことからもわかるように、塗装剤にも寿命があります。

 

ケレン作業はその塗装剤の寿命を長くするための作業というわけです。

 

ケレン作業をおこなうことで塗装が長持ちするようになると、その間しっかりと塗装剤が屋根や外壁を守ってくれるようななるため、結果的に建物の耐久性がアップするということになるわけですね。

 

 塗装の仕上がりが良くなる

屋根や外壁を再塗装する前にケレン作業をおこなうと、塗装の仕上がり具合が格段にアップします。

 

再塗装が必要になる屋根や外壁の鉄部分は、長い間雨や風にさらされてしまっているため、当然ですが傷んでしまっています。

 

汚れや細かなキズはもちろん、サビが発生していることもあるでしょう。

 

仮にケレン作業をおこなわず汚れやキズ、サビの上から再塗装をおこなった場合、当然ですが綺麗に仕上がることはありません。

 

木材を塗装するときなど、表面に木くずがついてしまっている状態では、どれだけ丁寧に塗装しても綺麗にしあがることはありませんよね?

 

屋根や外壁の鉄部分の再塗装もそれと同じです。

 

ケレン作業で下地を整えてあげることで、初めて綺麗に仕上げられるようになるわけです。

 

塗料を長持ちさせることができる

ケレン作業をおこなうと塗料自体も長持ちするようになります。

 

表面が汚れてしまっている状態で塗装するのと表面を綺麗にしてから塗装するのとで塗料の持ちに差が出るのは、当然と言えば当然ですね。

 

塗料が長持ちすると次に再塗装が必要になるまでの期間が長くなるので、結果的にリフォーム代の節約にもなります。

 

塗料の密着度を高めることができる

屋根や外壁の鉄部分を再塗装する場合におこなわれるケレン作業ですが、ケレン作業は綺麗に見える鉄部分に対しても一貫しておこなわれます。

 

というのも、目に見える汚れやサビがなくても、長年風雨にさらされてきた屋根や外壁の鉄部分は汚れていますし、傷んでしまっているからです。

 

当然ですがその上から再塗装しても塗料はしっかりと密着してくれません。

 

そのため、一見綺麗に見える部分に対してもケレン作業をおこない、塗料の密着率が高くなるようにするわけですね。

 

ケレン作業の重要性

屋根や外壁の再塗装をおこなうときにケレン作業が必要になる4つの理由について解説してきましたが、ケレン作業の最大の目的は塗料のパフォーマンスを最大限発揮するためのです。

 

ここまで解説してきたように、汚れたままの鉄部分に塗料を塗っても、しっかりと密着してくれません。

ケレン作業を行うことで塗料の密着性が良くなる

そうなると当然塗料のパフォーマンスは上がりません。

 

それが高級な塗料だとしてもです。

 

塗料がしっかりと密着してくれない場合、仕上がりも悪くなってしまいますし、長持ちもしてくれません。

 

塗料が長持ちせずにすぐにその効果が失われてしまうと、屋根や外壁に採用されている鉄部分の耐久性も低くなってしまいます。

 

このようにケレン作業を省略してしまうと、塗料は本来のパフォーマンスを発揮できず、再塗装をおこなった意味さえも失われてしまいかねません。

 

そうなってしまわないためにもケレン作業が必要になってきますし、ケレン作業はそれほど重要な作業になってくるわけですね。

 

ケレン作業はDIYでおこなうのではなく業者に任せよう

ケレン作業がいかに重要な作業であるかについて解説してきましたが、屋根や外壁の再塗装をおこなう場合、当然ですがケレン作業に対しても費用が発生します。

 

そのため、屋根や外壁の再塗装をおこなおうと考えている方の中には、「どうにかケレン作業をDIYでできないか」と考える方が少なからずいます。

 

しかし、ケレン作業をDIYでおこなおうとするのはおすすめできません。

 

というのも、ケレン作業を正しくおこなうには、経験と技術、知識が必要になるからです。

 

また、ここまで解説してきたように、ケレン作業はとても重要な作業です。

 

経験も技術も知識もない素人の方がおこなった場合、上手くおこなえない可能性が高いので、そういった点でもケレン作業は専門の業者に任せるべきだと言えるわけですね。

 

外壁塗装を業者にお願いするときに注意しておきたいこと

屋根や外壁を再塗装する際、とても重要になってくるケレン作業ですが、業者に再塗装を依頼する場合、きちんとケレン作業がおこなわれるかどうかを確認しなくてはいけません。

 

もちろん屋根や外壁に鉄の部分がない場合などケレン作業が必要でない場合もありますが、ケレン作業は基本的に発生するものです。

 

その作業を省いて再塗装をおこなった場合、当然ですが塗料の持ちは悪くなります。

 

ここまで解説してきたようにケレン作業はとても重要な工程の一つなどで、「その工程が省略されることなんてあるの?」と考えてしまうかもしれませんが、悪徳な業者の場合、ケレン作業を省いてしまうというのも珍しいことではありません。

 

そのため、屋根や外壁の再塗装をおこなうときには見積書をよく確認し、ケレン作業の項目がない場合には、その理由についてしっかりと確認するようにしてください。

 

ケレン作業の4つの種類

ケレン作業の必要性や重要性についてしつこいぐらい解説してきました。

 

ケレン作業はそれぐらい重要な作業だということがわかってもらえたかと思います。

 

そんなケレン作業ですが、実はケレン作業は1種類だけではありません。

 

ケレン作業には4つの種類があり、再塗装をおこなう屋根や外壁の状態によって用いられる種類が異なってきます。

ケレン作業の4つの種類

ケレン作業の4つの種類についてみていきましょう。

 

第1種ケレン作業

第1種ケレン作業はかなり特殊な方法を用いておこなわれるケレン作業です。

 

そのため住宅の再塗装時に用いられるようなことはありません。

 

第2種ケレン作業

屋根や外壁の鉄部分の状態が悪いときに用いられるのが、第2種ケレン作業です。

 

第2種ケレン作業では、

 

  • ディスクサンダー
  • ワイヤーブラシ
  • ワイヤカップ

 

などの工具を用いて作業をおこなっていきます。

 

第2種ケレン作業が用いられる場合は、鉄部分がかなりサビてしまっているということになるため、サビが発生していない部分の塗料も全て除去することになります。

 

第3種ケレン作業

第2種ケレン作業を用いるほどではないものの、サビがある程度発生しているときに用いられるのが第3種ケレン作業です。

 

ワイヤーブラシなどの電動工具に加え、スクレーバーなどの手動工具も併用しながら作業をおこなっていきます。

 

もっとも採用されることが多いタイプのケレン作業です。

 

第3種ケレン作業をおこなう場合は、サビが発生していない部分の塗料はそのまま残し、サビが発生している部分に対してのみケレン作業をおこなっていきます。

 

第4種ケレン作業

屋根や外壁の鉄部分の状態がいいときに用いられるのが、この第4種ケレン作業です。

 

第4種ケレン作業では電動工具を用いません。

 

紙ヤスリを使って表面の汚れやサビをおとしていきます。

 

そのため単価も安くなっているのですが、全て手動でおこなうため手間がかかるタイプのケレン作業でもあります。

 

ケレン作業を業者に任せた場合の単価

ケレン作業には種類があり、屋根や外壁の鉄部分の状態によって用いられる種類が異なると解説してきましたが、種類が変わると当然単価も異なってきます。

 

実際の単価は業者によって異なりますが、

 

  • 第2種のケレン作業の単価:1,500〜2,000円(一平方メートルあたり)
  • 第3種のケレン作業の単価:600〜1,000円(一平方メートルあたり)
  • 第4種のケレン作業の単価:300〜400円(一平方メートルあたり)

 

ほどとなっています。

 

第4種のケレン作業と第2種のケレン作業とでは、一平方メートルあたりの単価が大きくことなってくることがわかりますね。

 

そうなると当然トータルでの費用にも大きな差が出てきてしまうので、第2種のケレン作業が必要になってしまうほど状態が悪化する前に、なるべく早くリフォームを依頼するようにしてください。

 

ケレン作業で使用する主な工具

最後に、ケレン作業で使用される主な工具についてみていきましょう。

 

ケレン作業では用いられる工具には、電動のものと手動のものとがあります。

 

ケレン作業で用いられる電動工具

ケレン作業で用いられる電動工具には、

ケレン作業で使用する電動工具

  • ディスクサンダー
  • ブリストルブラスター
  • エアハンマー
  • ウォータージェット

 

などがあげられます。

 

屋根や外壁の鉄部分に発生している汚れやサビを除去する作業であるケレン作業は、全てを手作業でおこなおうとする、かなりの手間を時間がかかります。

 

その作業を効率的におこなっていくために用いられるのが、これらの電動工具というわけですね。

 

ディスクサンダーは、機械の先端に円状のパーツがついていて、そこにサンドペーパーやカップワイヤーホイールを取り付け、表面を研磨するのに使用します。

 

ブリストルブラスターも表面の研磨に使用する工具です。

 

エアハンマーはサビを粗く落としていくのに使用します。

 

ウォータージェットは高圧洗浄機のことで、塗膜を剥がすのに使用されます。

 

ケレン作業で用いられる手動工具

ケレン作業で用いられる手動工具には、

 

  • スクレーバー
  • ハンマー
  • ブラシ
  • 紙ヤスリ

 

などがあげられます。

 

スクレーバーは棒の先端に刃がついているタイプの手動工具で、鉄部分の表面についた汚れやサビを粗く落とすために使用していきます。

 

ハンマーはスクレーバーで落とすサビよりも大きなサビや深いサビに使用します。

 

ブラシはサビを落とした部分の洗浄に使用されます。

 

紙ヤスリは第4種ケレン作業をおこなうときに使用されるメインの工具で、スクレーバーやハンマーでサビを落とした部分を綺麗に研磨していくのに用いられます。

 

まとめ

屋根や外壁の再塗装をおこなう際、屋根や外壁にある鉄の部分に対しておこなわれるケレン作業について詳しく紹介してきました。

 

この記事でしつこいぐらいに紹介してきた通り、ケレン作業はムダで必要ない作業ではなく、再塗装をおこなう際のとても重要な作業の一つです。

 

ケレン作業をおこなうことでさまざまなメリットが得られるようになりますが、リフォーム業者の中には、このケレン作業を省略してしまおうとする業者もいます。

 

そうなると当然塗料の持ちが悪くなり、再度塗装が必要になってくるまでのスパンが短くなってしまうので、見積書にケレン作業の項目が見当たらない場合には、その理由をしっかりと確認するようにしましょう。

 

また、ケレン作業の単価は、この記事で紹介させてもらった単価がおおよその相場になるので、その金額と照らし合わせて、極端に高くなってしまっている場合は別の業者に依頼するようにしてくださいね。

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