コーキング材の種類毎の特徴や価格とは? | 種類毎のメリット・デメリットや色選びの方法も解説

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コーキング材の種類毎の特徴や価格とは? | 種類毎のメリット・デメリットや色選びの方法も解説

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コーキングとは、目地や隙間を埋める「弾力のある充填剤」のことを指します。

コーキングはシーリングとも言い、基本的には同じものです。

 

業者によって、作業のことをシーリング工事という場合がありますが、どちらの言葉でも通用します。

今回は「コーキング」について詳しくご紹介します。

 

コーキング材の種類

コーキング材は、特性によって6つの種類に分かれます。

それぞれに対応できる場所やシーンが分かれていますので、詳しく見ていきましょう。

 

変形(変性、変成)シリコン系

変成シリコンはコーキングの中でも万能型のコーキングで、広い用途に使用されます。

変成シリコン商品例

引用元:https://www.monotaro.com/k/store/%95%CF%90%AB%83V%83%8A%83R%83%93%20%83m%83%93%83u%83%8A%81%5B%83h/

同じ「シリコン」でも、変成シリコン系はポリウレタン樹脂を原料としており、シリコン樹脂を原料とするシリコン系とは全く異なるため注意が必要です。

 

特徴

変成シリコンの特徴は、塗装ができてカラーが豊富な点で、屋根や外壁によく使用されています。

 

塗装によって耐性を得るコーキングがある一方、この変成シリコン系は変成シリコンそのものに耐性があり、扱いやすい材と言えます。

変成シリコンのメリット・デメリット

 

メリット

変成シリコン系コーキングを使うメリットは、

 

  • 塗装しなくても耐久性がある
  • 屋外でも使用可能な「耐候性」がある
  • 周辺の材を汚しにくく「汚染性」が低い

 

という点があります。

 

特に、従来の変成シリコンには塗料の色を変色させてしまう「汚染性」がよく問題になっていましたが、今はノンブリードという「塗装が変色しない製品」が流通しており、そちらが主流になっています。

 

デメリット

変成シリコン系コーキングのデメリットは、

 

  • 価格が高く、安価なシリコン系と間違えやすい
  • 汚染性がシリコン系(シリコン樹脂が原料でホームセンターで購入可能)に劣る

 

上記の点です。

 

価格

変成シリコンコークの価格は、330mlで500円ほどからあります。

 

比較として出したシリコンコークは400円ほどで、変成シリコンの方が少し割高な印象です。

 

ひとつの値段としては安く感じますが、工事や修繕に使用するとなるとある程度まとまった量が必要になります。

 

硬化時間

変成シリコンの硬化時間は、まず表面が乾く皮膜硬化に30~90分ほどかかり、室内なら24時間、屋外なら72時間で硬化します。

 

ウレタン系

ウレタンはポリウレタン樹脂系のコーキング材です。

ウレタンコーキング参照:https://aucfan.com/intro/q-~a5a6a5eca5bfa5f3a5b3a1bca5ada5f3a5b0/

 

特徴

ウレタンコークは、弾力がありクラックや目地の補修に使用されるコーキング材です。

ウレタンコーキングのメリット・デメリット

メリット

ウレタン系コーキングを使用するメリットは、

 

  • 耐久性が高い
  • 塗装ができる
  • 変成シリコンに比べて安価
  • 汚れにくい

 

デメリット

ウレタン系のデメリットは、

 

  • 紫外線に弱く、屋外使用の際は塗装が必要
  • シーリングが痩せやすい

 

上記の点です。

 

露出目地には対応できないものの、塗装でカバーできるので、上手に用いることが大切です。

 

価格

ウレタン系コーキングは500円からありますが、相場は1,000円ほどです。

 

硬化時間

ウレタン系コーキングは、表面硬化に2時間、さらに4時間ほどで皮膜硬化が完了します。

 

最長7日かけて完全に硬化します。

 

油性系

油性系コーキングは、日本国内で最初に使用されたコーキング材と言われており、シーリング材が普及した現在も「コーキング」という名称が残っているのはそのためです。

油性系コーキング引用元:https://housejoho.com/ceiling-materials

以前は石綿(アスベスト)という健康被害の出る物質を含んでいた背景から、現在使用される機会は減っていますが、現行品は石綿の含有は無く、安心して使用できるコーキング材になっています。

 

特徴

油性系コーキングの特徴は、非硬化性が挙げられます。

 

メリット

油性系コーキング材を使うメリットは、亜麻仁(アマ二)油という食用にも使用される天然油脂を主成分としていて、安全なことがメリットです。

 

デメリット

油性系コーキング材のデメリットは、皮膜が硬化すると内側は硬化しないため、不用意に触れると皮膜が破れてしまい、デリケートな面がデメリットです。

 

また、動きが出る亀裂などの補修に向かないなど、性能を発揮できる施工箇所は限定的と言えます。

 

価格

油性系コーキングの取り扱いは現在、かなり少なくなっているものの、セット売りなどで1本(300ml)400円前後の価格帯で販売されています。

 

硬化時間

油性系コーキングは、皮膜硬化といって表面が乾いた後は、それ以上硬化しません。

 

アクリル系

アクリル系のコーキングは、室内のシーリングに使用する充填剤です。

アクリル系コーキング材商品例引用元:https://item.rakuten.co.jp/dougood/31101/

特徴

アクリル系コーキングは、水性のため伸びが良く、扱いやすいのが特徴です。

DIY初心者でも扱いやすい材と言えます。

アクリル系コーキング材のメリット・デメリット

メリット

アクリル系コーキングを使うメリットは、

 

  • 湿った場所に使用可能
  • 塗装ができる
  • 扱いやすい
  • 硬化後、弾性を持つためひび割れの補修に適している

 

上記が挙げられます。

 

デメリット

アクリル系コーキングのデメリットは、

 

  • 耐久性が低くひび割れしやすい
  • 新築時には積極的に使用される一方、リフォームではほとんど用いない

 

などがあります。

 

特に、日当たりの良い場所に施工すると、耐久年数は10年ほどとなり、痩せてひび割れが入りやすいのが難点です。

 

価格

アクリル系コーキングの価格帯は、500mlのものでおよそ400円ほどからあり、比較的手に入りやすい材です。

 

硬化時間

アクリル系コーキングは、2時間ほどで皮膜硬化が完了し、24時間かけて内部まで完全に硬化します。

 

1成分型

1成分型は、一方が尖った筒状のコーキング材のことを指します。

 

特徴

専用容器に入っていて、コーキングガンに装着して使用するのが1成分型です。

 

素人にも扱いやすく、混ぜる手間なくそのまま使用できるため、一般向けと言えます。

1成分型コーキング材と2成分型コーキング材の違い

メリット

1成分型を使用するメリットは、

 

  • 扱いが簡単
  • 素人でも施工が可能
  • 部分補修材として使用できる

 

などがあります。

 

デメリット

1成分型を選ぶデメリットは、1本の内容量が300mlくらいなので、たくさん必要になると高コストな点です。

 

価格

1成分型は400円ほどからラインナップされています。

必要な性能や扱いやすさなどで、価格に幅が出てきます。

 

硬化時間

硬化時間は24時間ほどのものが多いですが、ものによって72時間~7日

かかる場合があります。

 

2成分型

2成分型は業者が使用することが多く、扱い方にポイントがある材です。

 

特徴

2成分型は、材を混ぜることで硬化が始まる「反応硬化性」の材で、扱いが難しいのが特徴です。

 

メリット

2成分型を使用するメリットは、使用する分だけ混ぜられて、使用しない分は保管しておけることが挙げられます。

 

デメリット

2成分型を使用するデメリットは、

 

  • 保管場所や管理が素人には難しい
  • 一度混ぜると硬化が始まるため、作業時間が限られる

 

などがあります。

 

価格

2成分型は缶に入っていますが、4L一缶で5,000円ほどが相場です。

まとめ売りが多いものの、1成分型の内容量と比較するとそこまで価格の差はありません。

 

硬化時間

2成分型は混ぜると硬化が始まり、6時間ほどで表面が固まってしまいます。

季節によってはもっと早く硬化することもありますので、扱いには注意が必要です。

 

コーキング材の色の選び方

コーキング材には多数のカラーがあり、施工場所に応じて選べます。

どのような色を使えば失敗しないのか、色の合わせ方をご紹介します。

 

補修箇所の色合いとマッチするかどうかが重要

ホワイト(白)基調の場所にブラック(黒)のコーキングをすると、目立って不格好になってしまいます。

不格好にならないためには、補修箇所の色合いに応じてコーキングのカラーを選びましょう。

 

カラーを意識することはごく自然で、仕上がりの印象に違いが出ます。

 

差し色になるようにしたい!などの要望がある場合には、カラーについて知識をつけてから選ぶと失敗しにくくなります。

 

色相と明度・彩度を意識する

色彩の明度と彩度の違い コーキング材の色選び引用元:https://tokila.jp/how-to-coordinate-colors/

 

コーキングのカラーを選ぶときに大切なのが、色のジャンル(色相)や相性の良い組み合わせを頭に置いておくことです。

 

同じレッド(赤)系でも明度、彩度によって印象はかなり変化するのがわかります。

 

コーキング材を選ぶ基準

コーキングで補修をしようと思ったとき、選ぶ基準が3つあります。

 

用途に自分の行う補修内容が入っているか

ひとことでコーキングと言っても、カラーも違えば性能もさまざまです。

 

用途に合ったものを使用することで、持ちはずいぶん変わります。

使用する予定のコーキング材が用途に合っているか、きちんと確認したうえで選ぶようにしましょう。

 

外壁の色合いを妨げない色のコーキング材かどうか

外壁がブルー(青)系なのにレッド系のコーキングをすると、双方が主張してしまい、奇抜なカラーになってしまいます。

 

周りの色合いと極端に違うコーキングはかえって浮いてみっともない印象になるので、注意が必要です。

 

耐用年数で価格を割った際に割に合うかどうか

安いからという理由でコーキング材を選ぶと、何年も経たずに補修箇所に不具合が出ることは多いです。

 

コストだけでなく、耐用年数でコーキング材を選ぶようにすることで、次の補修時期に向けて費用の積み立てができたり、急な工事で出費がかさむ可能性が減少します。

 

コーキングを馴らすヘラのおすすめの種類

コーキングを馴らすためのヘラには種類があり、用途に応じた形状のヘラを使用することで楽に施工できます。

コーキング補修に適したヘラ

引用元:https://www.monotaro.com/p/3758/2666/

 

サッシや水回りのコーキングに適したヘラの4本セットです。

 

コーキングを充填する幅に応じて使用でき、DIYで補修するのであればこれで十分、という口コミが多数あります。

 

施工場所に応じて、5mm、10mm、15mm、コーナー用に分かれています。

 

コーキング補修作業に使う道具の使い方

コーキングの補修をする際に必要な道具と使い方をご紹介します。

 

補修箇所周辺の養生作業のやり方

マスキングを使用して、コーキング充填部分のきわを養生します。

 

はみ出たりして見栄えが悪くなるのを防ぎ、綺麗に仕上げられます。

 

コーキングガンの使い方

1成分型のコーキング材は、充填する際に専用の「コーキングガン」が必要です。

コーキングガンのイメージ画像

  1. コーキング材の先端を、充填部分に合わせた太さに切ってアルミ膜を破り、開封する
  2. コーキングガンにセットする
  3. 充填部分に押しつけながらハンドルを握る

 

使い方は簡単なので、初心者の方でも問題なく使用できるのではないでしょうか。

 

注入したコーキング材の上手なならし方

注入したコーキングは、ヘラを使って馴らしていきます。

 

片手でコーキングを馴らしながら、反対の手に大きめのヘラを持って余ったコーキングを取るようにすると作業しやすいです。

 

そのときに、用途に合ったヘラを使用することで仕上がりに差が出てきます。

目地の大きさやひび割れ部分の大きさに応じてヘラを使い分けましょう。

 

まとめ

今回はコーキングについてのさまざまな知識をご紹介しました。

 

コーキングとシーリングの違いから、コーキングごとの特徴や扱いやすさ、馴らすためのヘラの種類など、ひとことにコーキングといっても伝えきれないくらいの情報があることがわかりました。

 

この知識を生かしてDIYするのも良いですし、間違いの無い修繕や施工のお手伝いができると思います。

 

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