雨樋の修理にかかる費用を症状別に紹介 | 火災保険の適用方法もまとめて解説

~いざという時の備えに~外壁塗装コラム

TOP >> 外壁塗装コラム >> 屋根の貼り替え >> 雨樋の修理にかかる費用を症状別に紹介 | 火災保険の適用方法もまとめて解説
キーワードからコラムを探す
Bg_column-header
外壁塗装 無料相談Q&A

過去の「質問と回答」から検索する


外壁塗装に関する相談を匿名で投稿する

Btn-post ※専門家からの回答は
 約2営業日前後で投稿されます
外壁塗装コラム

雨樋の修理にかかる費用を症状別に紹介 | 火災保険の適用方法もまとめて解説

Pixta_56932404_s

雨の多い季節が近づいてくると、雨樋(あまどい)が心配になってきませんか?

 

雨樋は、屋根で受けた雨水を、スムーズに地面や排水溝に流してくれる重要な役割を担っています。

 

しかし、雨樋は高い所に設置されているので、しっかりと様子を見たことはなかなかないはずです。

 

「台風が近づいてきているけど、屋根の雨樋は大丈夫かな?」

「そういえば、雨が降った時に雨樋から水がこぼれていた」

 

こんな悩みや気づきが起きたら、すぐに雨樋について対策を立てましょう。

 

雨樋の不具合を放っておくと、修理金額も高くなりますが、排水が正常に出来ずに家屋に甚大な被害を与えることになります。

 

この記事では、雨樋の症状別の修理からその費用を解説。

 

さらに、火災保険で工事費用がまかなえるという、お得な情報をお届けしています。

 

記事の最後には優良な業者を選ぶヒントもありますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

雨樋の修理費用は破損の症状によって大きく変わる

壊れた雨樋をそのままにしてはいませんか?雨樋に修理費用も破損の状態によって金額が大きく変わってきます。

 

最初は軽微なひび割れや破損でも、放っておくと雨樋としての機能を失って、修理を頼んだら結構な金額を請求されたという話は良くある話です。

 

雨樋は高所にあるので、修理を行うためには足場が必要になります。

 

平屋建ての住宅であれば、足場を使用せずとも脚立を使用すれば直せるかもしれません。

 

しかし、建物が二階建て以上の高所だった場合には足場が必要にとなってきます。

 

雨樋の修理は症状によって費用が大きく変わる

雨樋自体の破損も小さなひび割れや、雨樋からの少々の水漏れであれば、コーキング材や防水テープでの補修で雨樋の機能は保つことはできます。

 

しかし、大きなひび割れや、各所いたるところの水漏れの場合、雨樋に使用している材質の耐候性が無くなってしまい、長年の風雨や紫外線の影響で雨樋が変形している場合には、雨樋全部の雨樋を交換が必要になります。

 

雨樋が破損する症状別の修理費用

次に、症状修理費用を左右する破損の症状と症状別の修理方法・修理にかかる費用、見積もりの内訳をひとつずつ紹介していきます。

 

雨樋の詰まり・ゴミの蓄積

雨樋の詰まり

雨樋にゴミが詰まっていると、雨が降った時などに雨水が流れなくなり、雨樋から雨水が溢れ出してしまいます。

 

長年落ち葉などが詰まっていると泥状になり、排水ができなくなくなります。

 

最悪の場合には雨樋自体が破損します。

このような事態が起こる前に、雨樋からゴミを掻き出す必要があります。

 

修理方法

脚立や足場を使い、雨樋からゴミや泥などを掻き出します。

 

終わったら雨樋に流水し、洗浄と流れの確認を行います。

 

費用

業者に頼んだ場合、5,000円から20,000円程の費用が掛かります。樋の長さや高さ、ごみ詰まりの状況によっても変わります。さらに高所の場合には足場費用が加算されます

 

見積りの内訳

  • 雨樋内のごみの除去費
  • 雨道内洗浄費
  • 高所作業時の足場代

等が内訳の項目として入ります。

 

経年による劣化

雨樋の経年劣化

軽い経年劣化によって、ひび割れなどがある場合には、コーキング材や防水テープによってひび割れを補修します。

 

雨樋の劣化が酷く、変形や損傷が激しい場合には、雨樋全部の交換になります。

 

修理方法

破損している雨樋を取り外して新たな雨樋に取り換えます。

 

部分的にも交換はできますが、同じタイプの雨樋やパーツが無い事もあるので、ほとんどの場合は全体的な交換になります。

 

費用

交換する雨樋の長さや交換する場所の高さによっても変わります。

 

部分的なパーツの取り換えの場合には7万円から10万円程。

 

雨樋全体の場合には30万円~35万円程の費用が掛かります。

雨樋の交換する作業には、安全性の確保の為足場の設置が必要となります。

 

見積りの内訳

  • 雨樋全体の交換費用
  • 雨樋材料費
  • 足場設置費用
  • 廃材処理費用
  • 取り付け費用

 

等が内訳の項目として挙げられます。

 

風雪被害

突風による風圧や積雪による雪の重みによって、雨樋の破損や変形が起きます。

雨樋の風雪被害

このような場合には、部分補修は不可能なので、被害に遭った雨樋の全部を交換する必要があります。

 

風雪の被害の場合は、一階の雨樋よりも二階の雨樋に破損がおきやすい傾向があります。

 

修理方法

変形や破損をしている箇所の雨樋すべてを撤去して交換します。

 

雨どいを支えている金具の変形や、雨水を二階から一階に流す「縦樋」も、破損している場合には撤去を行い、新しいものを交換します。

 

費用

被害に遭った建物の大きさや、交換する雨樋の長さによって変わります。

 

破損した雨樋の撤去と交換工事を行います。

 

費用も30万円から60万円程の費用が掛かり、この費用に足場設置費用が10万から15万円ほど加算されます。

総額は40万円~75万円程度の費用となります。

 

見積りの内訳

  • 雨樋全体の撤去費用
  • 新しい雨樋の材料費
  • 足場設置費用
  • 廃材処理費用
  • 取り付け費用

 

傾斜が逆向きになる

雨樋は水平になっている訳ではなく、傾きを付けて雨水を集水器に向けて流れやすくしています。

 

雨樋が何らかの影響によって傾きが逆になっていると、雨樋で受けた雨水は集水器には集まらず雨樋中央辺りに溜まってしまい、雨樋から雨水が溢れてしまいます。

 

修理方法

このような現象起きる場合には、雨樋を支える支持金具のゆがみや曲がりが原因の場合が多いです。

 

力を加えて自分で直せない事もありませんが、古い支持金具だと金具の腐食や劣化によって折れてしまう危険があります。

 

加えて高所作業になるので、業者による修理をお勧めします。

 

費用

支持金具の交換で傾斜を戻す事ができます。

 

支持金具が原因であれば交換費用が10,000円から30,000円程になります。

また、雨樋の交換も必要の場合には、雨樋全体の交換とほぼ同じくらいの費用が掛かります。

 

見積りの内訳(支持金具交換)

  • 材料費(支持金具)
  • 取り付け費用
  • 足場費用

 

支える金具の不具合

雨樋を支えている支持金具が腐食して無くなっている、外れている場合には、雨樋に大きな負担が掛かり、劣化や破損を早めてしまいます。

雨樋金具の破損引用元:https://housejoho.com/guttering-repair

また、金具をただ取り付け直せばよいだけでなく、雨樋全体の交換になる事もあります。

 

修理方法

外れてしまっている支持金具を取り付け直す。

 

それが不可能なほどに劣化や変形などがある場合には、雨樋全体の交換になります。

 

費用

雨樋の支持金具がそのまま使用できるのであれば、フライヤーなどを使って曲げるだけで簡単に直ります。

 

しかし、支持金具の腐食や、支持金具自体が外れて無くなっているときは取り換え工事になります。

 

金具の交換費用も、交換する数によっても変わりますが約10,000円から30,000円程度の費用が必要になり、さらに足場費用が掛かります。

 

見積りの内訳

  • 材料費(支持金具)
  • 取り付け費用
  • 足場費用

 

継ぎ手の隙間ができる

雨樋の継ぎ手の隙間の原因は、経年劣化による場合か接着不良から起こることが考えられます。

雨樋の継ぎ手にできた隙間引用元:https://housejoho.com/guttering-repair

初期の段階では、大掛かりな工事は必要としません。

 

修理方法

雨樋の状態が良い場合であれば、隙間のできている継ぎ手部分に「雨樋用の接着剤」を塗り、つなぎ直す事でほとんどの場合直ります。

 

費用

費用も一カ所3,000円から5,000円程で修理を行ってくれます。

 

足場が必要な場合には足場架設費用が掛かりますが、親綱を張って安全帯を活用しながらの作業になる場合がほとんどなので、足場代が掛からない場合もあります。

 

見積りの内訳

  • 補修材料費
  • 転落防止処置費用
  • 雑費

 

雨樋修理に火災保険を適用するには

火災保険といえば火事に遭ったときに利用する保険というイメージですが、タイトルの火災保険を利用して雨樋の修理ができるとは、一体どういうことなのでしょうか?

火災保険とは、火災だけに適用される保険ではなく、例えば雷が落ちて電化製品が壊れた等の落雷による損害にも、洪水で床上浸水した場合等の水害にも適用できる、割と幅の広い保険になっています。

 

自然災害によって屋根や雨樋に損害を受けた際に、火災保険を利用して雨樋の修理の為の費用が出る可能性があるのです。

 

次に火災保険を適用できる条件を災害別に見てみましょう。

 

火災保険を適用できる条件

火災保険の適用される自然災害は「風災」「水災」「雪災」「雹災」が上位を占めています。このような災害において住宅に損傷を受けた場合には、保険条件が満たされていれば火災保険の補償対象となります。

火災保険を適用できる条件

次に「風災」「雪災」「その他条件」の場合の適用条件について解説致します。

 

風災の場合

風災とは、強い風による災害の事をいいます。台風や竜巻、突風、強風がそれに該当します。

風災のイメージ画像

これらの事象が原因の被害に対し、火災保険が適用になります。

 

例えば強風で庭の植木が飛んできて窓ガラスが割れた。

台風でベランダが壊れてしまったといった場合には火災保険の適用対象になります。

 

雨樋でいえば、突風で雨樋が変形してしまった。

 

台風によってゴミが詰まり雨水が流れなくなって破損したという場合には、火災保険の対象となります。

 

雪災の場合

雪災とは雪の災害。豪雪や雪崩による被害をいいます。

 

火災保険が適用される場合は、雪の重みで軒が歪んでしまった。

 

雪崩に巻き込まれて建物が半壊、または崩壊したとき等に補償されます。

 

雪の重みで雨樋が外れてしまった。雨樋が変形してしまった等の場合には、修理費用が火災保険の対象となります。

 

その他条件

その他、雨樋が被害にあう災害としては、暴風雨によって雨樋が破損する「台風」や、雹が降ってきて雨樋に穴を開けてしまう「雹災」などが火災保険を受ける対象になります。

 

各保険会社によって、対象や審査基準も変わってきますので、火災保険を利用したいときには、必ず加入している保険会社の保険証書を確認した上で、保険会社や代理店に問い合わせを行いましょう。

 

また、火災保険を利用するときに気をつけたい事は、被害に遭ってから3年以上経っていると保険の請求ができなくなります。

 

これは保険法という法律によって、請求期間が3年と定められているからです。

 

せっかくの火災保険を使わずに修理するのはもったいないので、被害に遭ったら速やかに保険会社か代理店に連絡を行ってみましょう。

 

火災保険を適用する流れ

雨樋の破損が火災保険の適用になるかもしれない・・・。

 

そう思ったら、まずは火災保険の保険証書を手に取って保険内容を確認してください。

 

ここからは、火災保険の適用する流れを順に説明していきます。

 

火災保険会社に連絡する

保険証書に記載されている受付窓口に連絡をします。

 

もしくは、保険会社の代理店に連絡を入れましょう。

 

連絡を入れると、保険証書に記載している証券番号や契約者の名前・住所や電話番号の聞き取りの他に、被害に遭った対象物や被害の内容を解る範囲で報告します。

 

保険金請求書を記入する

後日、保険会社より保険請求に必要な書類や案内が送られてきます。

 

案内の通りに必要事項を記入していきます。

 

送られてきた書類の中には、保険請求に必要な書類の案内が入っていますので、案内に応じて必要書類を集めます。

 

ほとんどの保険会社が消防署で交付される「罹災証明書」の提出を求められるので、消防署に取りに行きます。

 

業者から必要資料を集める

また、災害による被害の程度が解る写真や画像データの提出、さらに修理見積書の提出を求められるので、修理を依頼する業者に資料の作成をお願いしましょう。

 

完成した書類を発送する

集めた書類に不備や記入漏れがないかよく確認し、郵送または直接保険会社や保険代理店に提出します。

 

後日、保険会社から第三者機関の鑑定人による現場の鑑定と調査が行われます。

 

その後火災保険の補償対象に認定されると、保証金額が確定して指定の口座に保険金が支払われます。

 

以上が保険の申請から保険金支払いの一連の流れになります。

 

保険の申請は契約者自らが行わなければならないので、火災保険を利用するのであれば、面倒ではありますが粛々と手続きを進めていきましょう。

 

 

雨樋修理を依頼する際の失敗しない業者の選び方

では雨樋の修理をお願いする時にどんな業者選ぶと良いのでしょうか?

 

価格が安い方がいい、アフターサービスがしっかりしているなど色々とありますが、建物の施工管理経験のある筆者が、失敗しない雨樋修理の業者選びをご紹介します。

 

雨樋の相談は板金屋さんにお任せ

雨樋の修理は屋根屋さんを思い浮かべると思います。

 

しかし、屋根屋さんは屋根の施工や屋根材を見極めるプロですが、雨樋のプロではありません。

 

また、雨樋修理業者といった専門業者もありません。

 

ではどこの業者に頼むのかといえば「板金屋さん」です。

 

板金屋さんは、建物外部の水の流れに関する水切りと防水のプロです。

 

当然雨樋に関しても、建物に適したものが無ければ自分で作る事も板金屋さんは可能です。雨樋の事で困ったことがあれば、屋根業者や外壁業者も頼りにする板金屋さんに相談するのが一番です。

 

工事内容をしっかりと説明してくれる

雨樋の工事では、何が原因でどんな工事を行うかをしっかり説明してくれる業者を選ぶと失敗しません。

工事業者による説明

屋根や雨樋は高い所にあるので、どこに不具合があるのかよく見えず、施主には不具合が解りづらいという欠点があります。

 

その為、「どこの部分が悪く」「どんな修理を行う事で」「どう改善する事が出来る」と説明してくれる業者は、優良な業者で安心して修理を任せることができます。

 

さらに口頭のみでなく、書面で写真や図面を使って誰でもわかりやすい書面で確認を行う業者であれば、後々の心配も少なく済み、今後もお付き合いできる業者といえるでしょう。

 

安全対策を行わない業者は選ばない

これはすべての業者に言えることなのですが、安全対策をまともに行っていない業者は、まず仕事をする資格もありません。

 

雨樋の修理でいえば、作業は足場を使った高所作業になります。その際に安全帯を着用していない。

 

または、着用していても使用していない職人や作業員がいる業者は、いくら安くて腕が良くても、選ばない方が良いでしょう。

 

もしも、作業中に転落事故が自宅で起きたらどう思いますか?

 

安全対策をまともに行わない業者は、自分たちの安全も、依頼主に迷惑をかけることも考えずに、ただ「作業」を行っているだけなのです。

 

安全対策をしっかり行う業者は、ちゃんと「仕事」をしてくれる業者を見極める一つの目安にもなります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?雨樋の修理も高所作業になるので、材料費や施工費の他に足場の費用が掛かるので、工事費用が高くなってしまいます。

 

しかし、火災保険を利用する事で、修理費用を安く抑えることもできます。

 

近年の大雨は昔と違い、雨量も多くてバケツをひっくり返したような雨が突然降ってきます。

 

雨樋をしっかりとメンテナンスや修理を行えば、突然の大雨にも安心で防災にも役立ちます。

 

また、少しでも雨樋が気がかりな時には板金屋さんに相談すると的確なアドバイスを受けることができます。

 

専門業者に依頼するときにも「建築板金技能士」が在籍しているかで、仕事の信頼度も大きく変わってくるので、ぜひこの点は押さえておきましょう!

新着の記事

人気の記事


屋根の貼り替えコラム一覧へ戻る