窯業系サイディングとは?窯業系サイディングの特徴や工法、3つのメンテナンス方法まで

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外壁塗装コラム

窯業系サイディングとは?窯業系サイディングの特徴や工法、3つのメンテナンス方法まで

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「窯業系サイディング材ってどんなサイディング材なんだろう?」

「窯業系サイディング材にはどんなメリット・デメリットがあるんだろう?」

 

こういったことでお悩みではないでしょうか?

 

月日が経つことで劣化してしまう自宅の壁面。

 

そんな壁面のリフォーム方法の一つであるサイディング材を使用しての外壁のリフォームですが、数あるサイディング材の中でも人気が高いのが窯業系サイディング材です。

 

そこでこの記事では、窒素系のサイディング材について詳しく紹介していきたいと思います。

 

窯業系サイディング材での外壁のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

窯業系サイディング材とは

まず初めに窯業系サイディング材がどういった素材なのかについてみていきましょう。

 

窯業系サイディング材は、主にセメントを用いて製造されるタイプのサイディング材です。

窯業系サイディング材は原料の80%以上がセメントになっていて、残りの割合を繊維質や増量剤などが占めています。

 

そんな窯業系サイディング材ですが、国内でのシェアが非常に高く、国内に存在する住宅のうち、実に80%以上の住宅の壁面に窯業系サイディング材が使用されているというデータもあります。

 

窯業系サイディング材のメリット

国内の住宅のうち、実に80%以上の住宅の壁面に使用されている窯業系サイディング材ですが、ここまでシェアを獲得している理由は、窯業系サイディング材ならではのメリットにあります。

 

では、窯業系サイディング材にはどういったメリットがあるのでしょうか?

 

窯業系サイディング材ならではの6つのメリットについてみていきましょう。

 

デザインが豊富

サイディング材の中にはあまりバリエーションがなくデザインも少ないタイプのサイディング材もあります。

 

それらのサイディング材で外壁をリフォームする場合、ありがちなデザインになってしまいがちです。

 

一方、窯業系サイディング材は加工のしやすさもあってデザインやバリエーションが豊富で、さまざまなデザインやバリエーションの中から好みのものを選ぶことができるというメリットがあります。

 

定番と言えるタイル調のものからレンガ調のものまでさまざまなタイプが揃っていますし、最近は加工技術も向上してきているので、まるで本物のタイルやレンガのような仕上がりとなっています。

 

できるだけ安い費用でおしゃれな外壁にリフォームしたいと考えている方にとっては、最適なサイディング材と言っていいでしょう。

 

比較的価格が安い

先ほども少し触れましたが、窯業系サイディング材はその他のサイディング材に比べて価格が安いというメリットもあります。

 

価格が安いサイディング材としてはアルミのサイディング材やガルバリウム鋼板のサイディング材が有名ですが、窯業系サイディング材はそれらのサイディング材よりも価格が安く、手に入れやすくなっています。

窯業サイディングの価格が安い理由

なぜ窯業系サイディング材が他のサイディング材より安く手に入るのかというと、工場で大量に加工・生産されているからです。

 

また、外壁への施工が簡単におこなえるため、施工業者の人件費がかさみにくいというメリットもあります。

 

耐震性が高い

モルタルなど重量のある外壁材に比べて二分の一程度の重量しかない窯業系サイディング材は、一見すると頼りなく見えてしまいがちです。

 

しかし、実際のところはそうではありません。

 

窯業系サイディング材には耐震性に強いというメリットもあります。

窯業系サイディングの耐震性が高い理由

窯業系サイディング材のような重量の軽い外壁材には、実際に地震が発生した場合、建物への負担が少なくて済むというメリットがあります。

 

阪神淡路大震災のときに倒壊してしまった住宅の外壁にはモルタルが使用されていて、逆に倒壊せず持ちこたえていた住宅のほとんどが窯業系サイディング材の壁面を使用していた住宅だったというエビデンスもあります。

 

地震の多い日本において耐震性が高いというのはかなり大きなメリットだと言えるでしょう。

 

防火性が高い

窯業系サイディング材の災害に関するメリットは、耐震性の高さだけではありません。

 

窯業系サイディング材には耐火性も高いというメリットもあります。

 

窯業系サイディング材は原料に含まれている材料の性質上、燃えにくいという特徴があります。

 

その耐火性の高さは数あるサイディング材の中でも頭一つ飛び抜けており、4〜3級という非常に耐火等級が高いものが多く流通しています。

 

遮音性も高い

窯業系サイディング材には防災面のメリットだけでなく機能面でのメリットもあります。

 

その機能面での代表的なメリットが遮音性の高さです。

窯業系サイディングの防音性が高い理由

窯業系サイディング材は原料の80%以上がセメントでできているため硬度が非常に高く、密度も高くなっています。

 

硬度が高く密度も高いということは、それだけ遮音性が高く、音を通しにくくなるということです。

 

そのため、楽器が趣味の方や小さなお子さんのいる家庭にとって最適なサイディング材と言えるでしょう。

 

窯業系サイディング材のデメリット

価格が安く防災性も高いなどさまざまなメリットがある窯業系サイディング材ですが、デメリットがないわけではありません。

 

そのため、家の外壁のリフォーム用の素材として窯業系サイディング材を選ぶ場合には、窯業系サイディング材のデメリットについても理解しておかなくてはいけません。

 

ここでは、窯業系サイディング材の代表的な3つのデメリットについてみていきましょう。

 

熱がこもりやすい

窯業系サイディング材には放熱性が低く熱がこもってしまいやすいという特徴があります。

 

これは主原料であるセメントの性質によるものです。

 

セメントは熱を吸収しやすい上に放熱性も低いので、その他のサイディング材に比べるとどうしても熱がこもり温度が高くなってしまいがちになってしまいます。

 

そのため、サイディング材の内部に断熱材を入れるか遮熱効果のある塗装剤で塗装するなどの対策が必要になってきます。

 

吸水率が高い

窯業系サイディング材には吸水率が高いというデメリットもあります。

 

これも使用されている素材の性質によるものです。

 

吸水性が高くなってしまうと家の内部にまで水が入り込んでしまいやすくなるので、ひび割れなどの原因になってしまいます。

 

また、サイディング材自体に防水性がないため、水に対して弱い素材だと言えるでしょう。

 

このデメリットには、防水効果のある塗料を塗ることで対策が可能です。

 

メンテナンスの頻度が多くなってしまいやすい

窯業系のサイディング材はその他のサイディング材に比べて価格が安いということもあり、耐久性がそこまで高くありません。

 

そのため、他のサイディング材よりもメンテナンスの頻度が多くなってしまいがちです。

 

また、サイディング材とサイディング材のつなぎに施されるシーリング材も徐々に劣化していくため、シーリング材の打ち替えが必要になることもあります。

 

窯業系サイディング材の種類

メリットが多く国内の多くの住宅に用いられている窯業系サイディング材ですが、窯業系サイディング材にはいくつかの種類があります。

 

まず、含まれている成分によって、

 

  • 木繊維補強セメント板系
  • 繊維補強セメント板系
  • 繊維補強セメント・ケイ酸カルシウム板系

 

の3種類に分けることができますが、

 

さらに、塗装加工がされているか塗装されていないかでも種類が分かれます。

 

窯業系サイディング材の費用

窯業系サイディング材でのリフォームを検討しているのであれば、窯業系サイディング材でのリフォームにかかる費用についても把握しておかなくてはいけません。

 

費用の詳細は使用するサイディング材や依頼する業者によって異なるため大まかな金額にはなりますが、1平方メートルあたりの相場は3〜5千円ほどとなっています。

 

金属系のサイディング材の場合だと7千円ほどになることもあるので、やはり窯業系サイディング材はサイディング材の中でも安価でお手頃な素材だと言えますね。

 

窯業系サイディング材の施工方法

マイホームの外壁を窯業系のサイディング材に変更するリフォームをおこなう場合の施工方法には2種類の施工方法があります。

 

それが、

 

  • 釘留め工法
  • 金具留め工法

 

です。

 

それぞれの施工方法についてみていきましょう。

 

釘留め工法

窒素系サイディング材の施工方法の一つが、釘留め工法です。

釘止め工法と金具止め工法の違い

引用元:http://www.happinesshome.jp/house07.html

釘留め工法では、窯業系サイディング材を外壁に固定するために開発された専用の釘を使い、住宅の外壁に直接サイディング材を固定していきます。

 

直接外壁に取り付けるため施工に手間がかからず、施工費用を安く抑えることができます。

 

その反面、固定に使用する釘の耐久性についても気にしなくてはならず、釘がサビてシミができてしまったり、釘がサビることによって凍害が引き起こされてしまったりすることがあります。

 

金具留め工法

窯業系サイディング材の施工方法の二つ目が、金具留め工法です。

金具留め工法では外壁に直接サイディング材を固定するのではなく、まず先に専用の金具を固定し、その金具にサイディング材を設置していきます。

 

金具に固定されている分、サイディング材が伸縮した際の圧がかかりにくく、耐久性が高くなっています。

 

その反面、釘留め工法に一手間加わる形の工法になるため、施工費用が高くついてしまうというデメリットがあります。

 

窯業系サイディング材のメンテナンス

窯業系サイディング材はその他のサイディング材に比べてお手頃な価格で手に入れることができますが、メンテナンスの頻度が高くなってしまいがちになるというデメリットがあります。

 

そのため、外壁のリフォームを窯業系サイディング材でおこなう場合、どういったメンテナンス方法があるのかについてもきちんと理解しておく必要があります。

 

窯業系サイディング材のメンテナンス方法は全部で3種類あります。

 

塗装

窯業系サイディング材のメンテナンス方法の中でも定番のメンテナンス方法と言えるのが、塗装によるメンテナンスです。

 

新品の窯業系サイディング材には塗装をおこなうことにより表面に塗膜が張られている状態になりますが、月日が経つにつれてこの塗膜が剥がれきて、そこから内部に水が侵入してきてしまいます。

 

そうなるとサイディング材以外にも影響が出てきてしまうため、塗装をおこなう必要が出てくるわけです。

 

塗装によるメンテンナンスの目安としては10年に1度ぐらいを想定しておくといいでしょう。

 

費用の相場は80万円〜100万円ほどになります。

 

張替え

塗装によるメンテナンスをおこなってこなかった場合はもちろんですが、サイディング材自体の耐用年数を超えてしまうとサイディング材の張替えが必要になってきます。

 

張替えによるメンテナンスでは、古いサイディング材を一度剥がし、新しいサイディング材へと張替えていきます。

 

張替えはそう頻繁におこなうようなメンテナンスではありませんので、30年に一度が目安になると想定しておくといいでしょう。

 

費用の相場は150万円から250万円ほどになります。

 

コーキング材の打ち替え

塗装でのメンテナンスをおこなう際に同時におこなう必要が出てくるのが、コーキング材の打ち替えです。

 

コーキングというのはサイディング材とサイディング材の間の目地に打ち込む防水用の素材です。

 

このコーキング材が劣化してくるとサイディング材の内部に水が侵入する可能性があるため、メンテナンスが必要になってきます。

 

塗装をおこなう際に必ず必要になるわけではありませんが、業者に確認してもらい、必要だと判断されるのであれば塗装と同じタイミングでおこなってもらうようにしましょう。

 

コーキングの打ち替えの相場は15万円〜20万円ほどになります。

 

窯業系サイディング材とアスベスト

ひと昔前まで窯業系サイディング材にはアスベストが使用されていました。

 

アスベストは、吸い込むことで肺がんや呼吸機能障害を引き起こす有害物質です。

 

そのため、窯業系サイディング材の導入に踏み切れない人も少なくないかと思いますが、アスベストを含む窯業系サイディング材の製造は2004年に終了しているので、今は流通していません。

 

ただし、2004年以前に建設した住宅の外壁に窯業系サイディング材を使用している場合は、その窯業系サイディング材にアスベストが含まれている可能性もあるので、早急に確認しておいた方がいいと言えるでしょう。

 

まとめ

窯業系サイディング材での外壁のリフォームを検討している方のために、窯業系サイディング材について詳しく紹介してきました。

 

この記事で紹介してきたように、窯業系サイディング材にはメリットとデメリットがあります。

 

中でもメンテンナンスの頻度が高くなってしまいがちというデメリットについては、しっかりと把握しておく必要がある重要なポイントだと言えます。

 

ですので、その辺もふまえながら業者としっかりと打ち合わせをおこない、リフォームを進めていくようにしてください。

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